東コレ初出場!「pays des fées」2021 AWコレクションレポート

“奇妙でかわいい”ドリーミーなカジュアルスタイルを発信するファッションブランド 「pays des fées(ペイデフェ)」から、2021 AWコレクションが受注受付中!

今回は本コレクションが発表された2021年3月19日(金)開催の「Rakuten Fashion Week TOKYO」から、幻想的な新作ルックとデザイナー・朝藤りむさんのインタビューをお届けします。

ファッションウィークは2021SSに引き続き、今季もオンラインとフィジカルを織り交ぜたスタイルで開催されました。初出場となった「pays des fées」が2021 AWコレクションのテーマに掲げたのは“無重力のユートピア”。発表されたムービー内では、宙に舞う精霊のような女性たちが幻想的な空気を醸し出しています。

見る者をユートピアへと引き込むような本テーマの世界観について、「今回はあえて分からないように、複合的に作りました。」と話す朝藤さん。

「これまでのコレクションよりも自分の心情を反映した部分が大きいです。今の社会情勢によって鬱々した気持ちになったりだとか、物理的にも心理的にも人と人の距離感が開いてしまうような状況だからこそ、そんな気持ちを柔らかくするものを作りたかったのです。どこの国かも分からず、重力さえもなく、でもふわふわとして楽しいような感覚を作ろうと思いました。」

また、今回最も注目すべきは、10年来の憧れだったというオリジナル図案のゴブラン織。クジラのような飛行船や空飛ぶカタツムリなど、ブランドが得意とするシュルレアリスムの要素を含ませたデザインとなっているそう。大正時代の編み機で作った繊細なレースなど、国内工場にこだわったものづくりもポイントです。

今回の発表形式について、本来はランウェイで発表したかったかという記者の質問には、「オンラインでの発表は方法が限られてしまう部分もありますが、私のイメージを的確に出せるのは映像と写真だと思い、今回の出場を決めました。ただ今後フィジカルのショーを開催したいという気持ちはもちろんあります。しっかりと世界観を作り込みたいので一筋縄にはいかないと思いますが、意欲的に考えています。」と前向きな姿勢を宣言。


コレクションごと変わる独創的なテーマで他のブランドと一線を画しているpays des fées。未来のランウェイではどんな新しい世界を見せてくれるのか、今後の展開に目が離せません。


〜ご予約・詳細はこちら〜

Web予約

5月9日(日)まで

https://pays-des-fees.com/?mode=grp&gid=2541084&sort=p


東京受注会 追加開催

場所:中野ブロードウェイ4階pays des fées店舗

期間:4月30日(金)~5月3日(月・祝)、

5月7日(金)~5月9日(日)

12:00~17:00

サンプルをご試着頂けます。



〈ブランド概要〉

pays des fées(ペイデフェ)

東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ4階

営業時間:12:00〜17:00

定休日:水曜、木曜日

HP https://pays-des-fees.com/

Twitter @paysdesfees_o

Instagram  @paysdesfees_nakano_broadway




Text_Kyoko Kanayama

tulle(チュール)

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