ロリータファッション界でカリスマ的人気を誇る、スタイリスト・クリエイターのCandyによるファッション連載がスタート!
今月は、春先にぴったりな“いちご”をテーマにしたCandy流スタイルが登場です♪
Style 02
BERRY PUNKY BABY♡
―――今回は前回と打って変わってハードテイストですね!
いちごのジャンスカはEmily Temple cuteのもので、ロゴが黒なのであえてロックテイストにコーディネートしてみました。足元もMILK × Dr. Martensのコラボブーツでハードにまとめています。
私自身、昔からパンクバンドやVivienne Westwoodが好きなこともあり、ライダースはずっとコレクションしていてロリータファッションのアウターとしても合わせてきました。今でこそライダースはロリータブランドでも発売されていますが、昔はロリータ系のお洋服に合わせる人って全然いなかったんです。私的にはかわいいと思って今日まで続けてきていますが、当時は周りから驚かれることも多かったです。もちろん今のようにかわいいデザインなんて売っていなかったので、缶バッジをたくさん付けたりスタッズを打って着ていましたよ。
―――Candyさんのコーディネートには小物がたくさん使われていますよね。合わせ方のコツはなんですか?
服の中からモチーフを1つ選んで合わせることです。今回は、ブラウスの刺繍に合わせてハートモチーフを中心に使っています。バッグや靴下に缶バッジ、ブーツのタンもハート型なんです。
―――ところで、この連載を読んでいる方の中でも気になっている方が多いと思うのですが、こういったかわいい小物はどうやって探しているんですか?
私はかなりアナログ派なので、とにかく足で歩いて探します。
街中を歩いている時も常にかわいいものを探しているので、ショーウィンドウがあれば端から端まで見て歩きますし、飾ってあるもので少しでもかわいいものがあれば、自分に関係ないお店でもすぐ入ってしまいます。気になった物が非売品でも、頼み込んで売ってもらったりすることもありますよ(笑)。それに実際に足で歩いてチェックした方が、お店の場所を覚えるんですよね。お陰でいつもキョロキョロしていると言われます(笑)。
ラフォーレに行った時も、最上階から全てのお店を見て回っています。意外と靴下とかの小物で、一点だけロリータに使えそうなものがあったりするんですよね。他にも住宅街を歩いていると窓枠やお庭がかわいかったりして…繁華街に限らず常にパトロールしています。
なんでも吸収した方が楽しいじゃないですか。だからスマホを見ながら歩くことはほとんどないですし、電車の中でも周りの人のファッションを観察しています。
―――まさに日々の習慣になっているんですね。スマホばかり見ず、前を向いて歩きたいものです。貴重なお話をありがとうございました!
次回は4月25日(日)更新予定!
第3回は、柄物×柄物コーデのCandy流テクニックなどをインタビュー♡
更新をどうぞお楽しみに。
〈profile〉
Candy
人気ロリータブランドのショップ店長やゼネラルマネージャーを経て、2021年4月に独立。現在は独自のアメリカンガーリーな世界観を活かして、スタイリストやハンドメイド雑貨の販売を中心に活躍中。
オンラインショップ https://candysdiner.booth.pm
Twitter @CandysDiner
Instagram @candycandy69
styling, props_Candy
text, photographs_Kyoko Kanayama
0コメント